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デジモノに埋もれる日々: その利益は守れるか? – コンテンツ産業が直面する前門の虎、後門の狼 August 2, 2006

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デジモノに埋もれる日々: その利益は守れるか? – コンテンツ産業が直面する前門の虎、後門の狼

CKさんの分析は相変わらず鋭い。
僕の考えでは、コンテンツ産業は逆にOutletを増やすことでCKさんが言う収益性の低下に対抗する方向にあるのではないかと思う。昨年度のNBCUniversalのアナリスト向け報告を見ても、その点は明快に表現されている。
http://www.ge.com/files/usa/company/investor/downloads/webcast_021505/nbcu_analyst_02152005.pdf
(注意:大型PDF=約20MB)

ポイントはこれまでコンテンツ産業と呼ばれていた事業者が実はコンテンツ配給事業者に過ぎず、CKさんが問題にしている大きな産業の太宗が彼らであることかも知れない。

本来コンテンツ産業はコンテンツを作る人に代表されるべきなのに、実際は日本のアニメーション・クリエーターの大部分が極貧状態に置かれていることを見ても分かるように、配給業者が利益の太宗を中間で吸い取っている現状がある。ネットの希望はこのコンテンツクリエーターを市場になるべく近いところへ持ってきて、あまり不合理な中間業者をいくつも置かずにコンテンツを配給する仕組みを作りうる点にある。

かつてCS放送が始まったときにも同じ発想の番供が登場したにも関わらず志半ばに消えていった歴史があり、勢い慎重に見極めるべき、となるのだけれど、やはり利用できるメディウムの価格がCSとネットでは根本的に違うので、今回の動きには大きく期待している次第。

コンテンツクリエーターの中には自分で配給まで仕切れる人もいるだろうけど、大部分のクリエーターにとってはそんな手間はかけたくない訳で、配給インフラをいま作って提供することは、様々なしがらみでコストの柔軟性が失われている既存メディアに対抗できる数少ない機会、と捉えることも可能。誰がここで飛び出すのか、とても楽しみ。

Google Driveの目指すもの March 8, 2006

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オンラインストレージは、多数のスタートアップが参入してにぎやかになっている分野だが、ここにGoogleが参入を考えているという。

昨日のTechCrunchのエントリによると、3月2日にGoogleがアナリストを招待して、新しいサービスの説明会を開催したが、その中にGoogle Driveの説明が含まれていたらしい。

「らしい」というのはそれを直接確認する方法が無いからだが、実はこの説明会直後には説明資料がWeb上で公開されていたのに、Googleは取り下げてしまったという。資料のコピーをたまたま保管していたブロガーが居て、それが再びネット上で出回っているが、あまり具体的なことが書いていないので真相は「藪の中」に近い。

ただ、もしGoogle DriveについてのGoogleの説明が本当だったとすると、Googleは今後個人が作成するすべての情報をネット上で保管することを真剣に考えていることになる。説明会でGoogleは以下のようにコメントしたとされている。

As we move toward the “Store 100%” reality, the online copy of your data will become your Golden Copy and your local-machine copy serves more like a cache. An important implication of this theme is that we can make your online copy more secure than it would be on your own machine.

Another important implication of this theme is that storing 100% of a user’s data makes each piece of data more valuable because it can be access across applications. For example: a user’s Orkut profile has more value when it’s accessible from Gmail (as addressbook), Lighthouse (as access list), etc.

つまり、Googleは:
a)ネット上のデータが「真のデータ」で、ローカルなデータはキャッシュのような「一時データ」という扱いになること、
b)このネット上のデータをさまざまなアプリケーションが共有することでデータの利用価値が増大すること、
が未来のデータ保管サービスのあり姿だと考えているらしい。

振り返って自分の生活を考えてみると、会社で利用するメール以外はいまや私のメールは全部Webメールになっている。その方がどのマシンからでもアクセスできるし、Spamやウィルスの心配も少ないからだ。ブクマも全部Googleホームページに集約しつつあり、また最大の情報源であるブログはBlogline上に集約され、管理されている。

結局、会社の情報など外部に漏らしたくない情報以外は、本当にネット上にあるほうが便利なのである。

それでも自分が触れた情報が100%ネット上に保管されることへの利用者の抵抗感は、個人情報の悪用懸念ともあいまって意外にも根強い。Googleが説明会資料を公開から一転して削除したのもそのような議論が発生することを恐れた為と説明されている。

ホワイトカラーの労働者にとっては、企業利用がセキュリティ懸念を乗り越えてこのようなサービスを利用し始めない限り、会社はローカルマシン、個人はネットと切り替えて利用するしかない中途半端な状態が続くことになる。

至極単純化すると、情報漏えいの心配は究極的には個人認証と強く結びついているので、Googleの今後の課題は強力な個人認証をいかに簡易な操作でユーザーに提供するか、ということになるのかも知れない。

DS用のOperaブラウザ! February 15, 2006

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来た来た、来ましたよ。発売当初からPSPよりもDSの方が面白いと思っていましたが、ゲーム以外が今ひとつの展開でした。タッチパネルのおかげでWi-Fiの設定等の入力は遥かに楽なので、ブラウザはとてもmake senseすると思います。やっぱ新しいDS買おう。ヤバイこれで3台目だぜい。

http://www.opera.com/pressreleases/en/2006/02/15/

 

Tempinbox February 11, 2006

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いやはやこんなことを考える連中がいるとは。

使い捨てメールInboxというかアドレスというか。つまり、何でもいいからアドレスを勝手に作って@tempinbox.comに送ると、www.tempinbox.comで内容を確認できる。

例えば、konnakotositemoiino@tempinbox.comへ自分のメーラーからメールを送ると、翌日位には上記アドレスのチェックボックスにkonnakotositemoiinoと入れてチェックするとちゃんとメールが見れるという仕掛け。

どうやって儲けるのかなぁと思っていたら、FAQにはアンチウィルスとかSpamフィルタを作っている会社と契約して、来たウィルスとかスパムの情報を提供していると書いてある。サーバーは受信専用だから、感染しても他に伝播する恐れはないわけだ。

受信まで少し時間がかかるから普通のInboxには使いたくないけれど、自分の本当のメアドを教えたく無い場合なんか、結構重宝しそう。

Pandoraと「好み」について February 2, 2006

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最近遅ればせながらPandoraをよく聞くようになった。

もっぱら70年代80年代のPOPS中心で知性も何もあったものではないのだが、好きなものは好きなので仕方がない。このサイトのエンジンともいうべきMusic Gnomeプロジェクトは、音楽という人間の好みの領域を解析して、パターン化して音楽の遺伝子をデータベース化することを目指していたわけだが、ちょっと思ったのは今後このようなアプローチがもっといろいろな分野で発生するのか、ということ。

Amazonなんかは「同じ商品の購入」という行為を通じて「好み」を共通分母にする方法を取っているけれど、もっと細かいレベルでの好みの属性を自動的に分類する方法があるのではないか、という非常にアメリカ的な発想・アプローチだと思う。

たとえば書籍・食事・香水・風景・家具等々、人間の五感に訴えるすべてのものが要素で分解されて好みの傾向で提案できるようになるとすれば、それは消費者にとっての天国か地獄か?

人間の脳が縦線・横線・輪郭・円とか、断片的な画像の要素に感応する脳細胞の集合で視覚を形成するように、松果体のレベルで好き嫌いが判定される要素に感応する細胞があるなら、それに応じてわずかな手がかりから個人個人にテーラーメードの理想的な環境を提供できる時代が来るのかも知れない。

でも、その様な時代には新しいものを求める力は衰えるのだろうか?iPodのShuffle機能の様に、機械が提供する範囲での思いがけない出会いにときめく人類というのは何か少し哀しい存在だと感じる。

Japanese obsessed with panties? January 28, 2006

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From misbehaving.net

I do not have any say in differences between gender, so I am perfectly fine with other contents in this site, but a comment like “the Japanese have an obsession with panties” is very annoying to me, since it’s like saying “Women have an obsession to romance novel” which I don’t think it’s true.

It’s easy to paint certain group of people into stereotype when you have an agenda in your mind (that’s what Hitler did very effectively), but I do not think that’s a fair statement.

これは爆笑 – FujiAire January 27, 2006

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久しぶりに腹の皮がよじれる感覚を味わいました。コメントが最高です。

何も言わずに読んでください・・・。(爆)

http://www9.plala.or.jp/pandanotasogare/dvd.html

サイト名に日本語が流行っている?! January 27, 2006

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新しいWebサービスのサイト名に日本語が流行っているというOm Malik氏のブログより。

Have you noticed that the names of start-ups are getting stranger and stranger! Anyway, Mike Li, co-founder of Sixth Sense popped in today, and he lamented, “We cannot use any English names, because most of the good ones are taken.” That explains why we are suddenly seeing an influx of Japanese names. I am currently using a massively cool “

要するに、登録できる英語が少なくなってきたのが日本語名サイト流行の原因ということなのだが、本当かいな?

ちなみに、先日同氏のブログで紹介されていたのがKasaykaという会社。デジタルホームのプラットホームを開発しているらしいが、名前は「家庭生活」を縮めたものとか。「縮めるなよ」と思わず突っ込みたくなる。

そのほかにも、YojinboとかRenkoo(連句からきているらしい)、Mochibot(日本語か?)とか、色々コメントに出ている。

日本のWeb企業家も早く登録しないといい名前みんな取られちゃうかも?:)

Spotrunner January 26, 2006

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最近見た企業で一番面白いのがこれ

SpotrunnerはCATVなどのスポット広告を地域限定で安価に購入できる仕組みを提供するサービス。
ESPNの30秒スポットが最安値$44で購入できて、しかもCFの映像コンテンツがセットでついてくるという嘘みたいな本当の話し!

仕掛けはあらかじめ準備されたCFのテンプレート映像に広告主の情報をオーバーレイするだけなので、非常に安価かつ短時間(最短48時間とか)で放送までいける、ということらしい。同じ地域では同じ映像は利用しない原則なので、広告が似通ってしまう心配も無い。
地域の設定から映像の注文まで、ほとんどWebで出来ちゃうんだから一寸びっくり。
地方局でローカルにスポット広告を打ちたい中小企業にはとても重宝なサービスですね。

なんともアメリカ的。日本では・・・無理かなぁ。

ホリエモン騒動を見て January 25, 2006

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今日のFTやWebのニュース、欧州系の雑誌エコノミスト、どれを見てもホリエモン騒動が結構大きな扱いで乗っている。海外で暮らし始めて6年近く経つが、日本についての記事がこれだけ大きく取り上げられるのも珍しい。

一連の騒動を見て感じたことを一言。

今回の件は、徹底的に究明されて、包み隠さずすべてが明らかになるべきだと思う。そして、日本人はこれに臆することなく、今回の騒動の原因となった制度の欠陥を修正し前に進むべきだ。

日本人は世界でもまれに見る適応能力に富んだ民族だと思う。終戦後の変化を見てもそれは一目瞭然だ。

そして高度成長期、バブル、低成長期を経て未だに世界に冠たる経済大国でいられるのは、生来の生真面目さと利他精神を根底に、製造業もサービス業も、弛まない改善を経て世界一の効率と精緻な構造を作り上げたからである。これは他のどの国に対しても誇れる我々の民族性だ。

なのに、日本は社会のシステムの改善をずっとなおざりにして来た。そしてそのツケがいま廻ってきている。ホリエモン騒動に右往左往したのも、金融という社会ルールと密接に結びついたシステムを改善することができていなかったからではないのだろうか。

我々はホリエモンの逮捕、ライブドアの強制捜査を通じて、システムの欠陥を見据え改善する最高の機会を手に入れた。この機会を無駄にするべきではない。

海外メディアは日本の市場の信頼がどうの、政権の安定性がどうの色々言っている(そしてその懸念の太宗は正しいと思う)が、これの学び、日本が再び歩き始めれば、今の心配は逆にポジティヴな評価につながり、世界は日本を信頼することになる。

日本人よ、足元をもう一度見つめよう。そして再び視線を遠くへ投げようではないか。

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